歯肉退縮(歯ぐきの下がり)
について
こんなお悩みはありせんか?
- ● 冷たいものがしみる
- ● 歯が長くなってきた気がする
- ● 歯ブラシを当てると痛い
- ● 知覚過敏症なのか不安 など
上記のような症状は、歯肉の退縮が原因となっている可能性があります。
歯肉退縮とは?
歯肉退縮とは、歯周炎や加齢、誤ったブラッシングなどによって歯の周囲を覆う歯ぐきが下がってしまうことです。
歯の根元のセメント質が露出している状態のため、冷たいもので歯がしみたり、歯ブラシを当てるとピリッと痛んだりする知覚過敏が起こる場合があります。
知覚過敏の症状がなくても、セメント質は弱い組織であるため、日々の歯ブラシでも磨耗してしまい、だんだん凹んでいってしまう場合もあります。
そうなると、よりしみる症状が出やすくなり、食べかすが詰まりやすくなったり、虫歯や歯周病になるリスクが大きくなります。
当院の歯肉退縮
(歯ぐきの下がり)
治療について
歯肉退縮の治療法とは?
不足部に移植する
「根面被覆術」
簡単な治療方法としては、保険適応のレジン(白いプラスチック)を詰める方法があります。
しかし、この方法では歯は長く見えるままですし、虫歯や歯周病のリスクも残ったままの状態です。
また、歯肉が退縮した根本的な原因を解決しないことには、いずれまた同じ結果になってしまうでしょう。
そのため当院では、歯肉退縮の治療法として「根面被覆術」という方法に対応しています。
根面被覆術について
歯肉を増やす外科的な処置
根面被覆術とは、ほかの部位から歯肉を借りてきて足りていない部分の歯肉を増やす外科的な処置のことを言います。
歯肉に切開を入れて位置を変えたり、移植した歯肉を根面に貼り付けたりと方法は様々ですが、歯肉の移植を併用することが多いでしょう。
最大のメリットは歯の寿命を
延ばすこと
自費治療(保険適用外)にはなりますが、歯の長さも元のように短く見えるように整え、しっかり歯ブラシができる強い歯肉を取り戻すことが可能です。
何よりも、虫歯や歯周病のリスクを低減でき、歯の寿命を長くできることが最大のメリットです。
歯肉の切開や移植が必要なこともあり、治療回数と期間は少々掛かりますが、やる価値は十分にあると考えています。
ご理解とご納得を頂いてから
治療を進めてまいります
当院では丁寧な説明を重視しております。最適な治療法をご提案させていただくとともに、ご説明の際には治療内容だけでなく、メリットやデメリットにつきましても事前にしっかりとお話ししております。
どうぞまずは一度当院へお問い合わせください。お悩みの解消のために、全力でお応えいたします。