ガムピーリング
(歯茎のクリーニング)
ガムピーリングとは?
歯茎の黒ずみや変色を
取り除くケア
ガムピーリングは歯茎の黒ずみや変色を取り除くケアです。ピーリング(peeling)とは、果物などの皮をむくことを意味しており、歯茎のピーリングを行うことにより、黒ずんだ歯茎がまるで一皮むけたように、きれいなピンク色に生まれ変わります。
治療方法について
ガムピーリングでは、専用の薬剤やレーザーなどを使用し、歯茎の黒ずみの原因となるメラニン色素やメタルタトゥーを取り除いていきます。
個人差はありますが、通常で治療してから1~2週間ほどで徐々に健康な歯肉の色に戻るでしょう。また、通院回数は着色の程度によって異なりますが、1~2回の通院で治療が完了します。
専門のレーザー機器を用いた
ガムピーリング
当院長は「日本レーザー歯学会専門医」として認定を受けたドクターです。
専門のレーザー機器を駆使することにより、患者さんへの負担を軽減しながら、自信を持って笑顔になれるキレイな歯茎を取り戻していただく治療を提供しています。
「歯茎が黒ずんでいる」「タバコのヤニで歯茎が黒くなった」など、歯茎の色でお悩みの方は、どうぞご遠慮なく当院へご相談ください。
歯茎が黒くなる原因
なぜ歯茎は黒ずむのか?
もともとはキレイなピンク色だったはずの歯茎は、なぜ黒ずんでしまうのでしょうか。歯茎の黒ずみは、主に以下のような原因で起こります。
- 紫外線
- 皮膚が紫外線を浴びると、皮膚細胞を紫外線から守ろうとメラニン色素が増えるため、肌の色が濃くなります。
同様に、歯茎が紫外線を吸収することによってメラニン色素が沈着し、黒ずんでしまうのです。
- 口呼吸
- 鼻呼吸に比べて口呼吸は、歯肉が頻繁に外気に触れるため乾燥する傾向にあります。
歯肉が乾燥すると外からの刺激を受けやすい状態となるため、メラニン色素の生成が活性化され、色素沈着が起こりやすくなります。
- 歯周病
- 軽度の歯周病の場合には炎症によって歯肉が赤く腫れます。
さらに炎症が進んで歯周組織の破壊がはじまると、歯肉がぶよぶよした柔らかい状態になり、赤みを帯びていた歯肉が黒っぽい紫色に変化します。
- 喫煙・受動喫煙
- タバコに含まれるニコチンの影響によりメラニン色素が増えることで、歯肉の色素沈着が起こりやすくなります。
また、受動喫煙も影響を与えることから、周りの大人がタバコを吸う場合には子どもの歯肉にも黒ずみが現れる場合があります。
- メタルタトゥー
- 金属の土台を削った際に、微小な金属片が歯肉の中に入り込む場合があります。
また、銀歯やメタルフレームの被せ物をしている場合には、溶け出した金属イオンが浸透することよって、歯肉が黒く変色するメタルタトゥーが起こります。
ガムピーリングが
受けられないケースとは?
● 歯周病などによる歯肉の炎症がみられる方
● 妊娠中の方
● 保護者の同意が得られない18歳未満の方
ガムピーリングの注意点
- 数日間は歯茎のヒリヒリが続くことがあります
- 治療後は刺激物の強い食べ物は控えてください
- 歯ブラシで強くこすらないようご注意ください
- 歯茎の表面の白い膜は無理にはがさないようにしてください
- 歯茎の腫れや痛みが気になる場合は、お早めに当院へご相談ください
ガムピーリング症例
1.歯茎の色が気になる
治療前
治療後
治療内容
歯茎の中で増えてしまった色素をレーザーで除去しました。
麻酔をして1時間かけて丁寧に色素を取っていきます。(ガムピーリング)
治療のリスク
歯茎が熱いものを食べた後のように、ヒリヒリする感じが出ることがあります。
主訴 | 歯茎の色が気になる |
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治療回数 | 1回 |
治療費 | 32,000円 |