こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です
むし歯になったら歯医者へ行って「削って、詰める」。
多くの方は、これを「治療」のゴールと考えているかもしれません。
しかし、“原因”がそのまま残っているままの状態では、また同じ問題が起こりやすいのです。
実は治療を長持ちさせるカギは、まず予防から始めること。
家を建てるときに地盤をしっかり固めておくように、むし歯や歯周病のない土台を作る必要があるんですね。
この記事では、“良い治療は予防から始まる”という考えの理由を、わかりやすく解説します。
目次
内容
1. 家づくりと治療は同じ?
家を建てるところを想像してみてください。
土地や地盤がしっかりしていない状態で柱を立てて家を建てるのは、とても危険ですよね。
すぐに傾いたり崩れたりするリスクが高まります。
実はこれは歯の治療でも全く同じ。
むし歯・歯周病の原因(弱い地盤)が残ったまま詰め物や被せ物をしても、また問題が再発しやすいのです。
2. なぜ「予防」から始める必要があるの?
従来は“むし歯になったら治す”のが当たり前の流れでした。
しかし、原因を放置したままだと、同じような状態が繰り返し起こってしまいます。
だからこそ、根本の原因を排除して、むし歯や歯周病になりにくい土台を作ることが大切。
これによって、再治療のリスクもぐっと下がり、治療が長持ちするようになるんです。
3. まずは“土台”を整える~むし歯・歯周病になりにくい環境づくり~
「土台」とは、むし歯・歯周病になりにくいお口の環境のこと。
- ブラッシング指導:磨き残しを減らすための正しい方法
- フッ素ケア:むし歯予防に有効
- 定期検診:早期発見・早期対応でリスクを最小限に
こうした取り組みを通じて歯や歯茎が健康な状態に近づくと、治療の持ちが一段と良くなるのです。
4. 治療が長持ちするメリット
- 再治療の回数が減る:
時間と費用を節約できる - 歯の寿命が延びる:
削るリスクが減るため、自分の歯を長く使える - 快適な生活:
痛みや不安から解放され、食事や会話をより楽しめる
まとめ
「治療より予防が大切」だと言われる理由、お分かりいただけたでしょうか?
家づくりのように、まずは土台を整えることが重要です。
むし歯や歯周病の原因をしっかり除去し、お口全体の環境を良くしたうえで治療を受けると、治療の持ちが全然違います。
湘南予防・歯科室では、“良い治療は予防から”という考えのもと、患者さん一人ひとりに合った予防プランを提案しています。
ぜひ一緒に、再治療のいらない安定した口腔環境を目指しましょう!
湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹
日付: 2025年1月15日 カテゴリ:医院ブログ