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「歯磨きのコツ、間違っていませんか?」効果的なケアの方法

「歯磨きのコツ、間違っていませんか?」効果的なケアの方法こんにちは!
湘南で口の中を守りたい気持ちNo.1の湘南予防・歯科室です

「歯が汚れているから」と、ついつい歯の表面ばかりをゴシゴシ磨いていませんか?
実は、むし歯の多くは歯の表面ではなく “歯と歯の間” や “歯茎の根本”からスタートすることが多いのです。
つまり、大事なのは表面以外の部分をしっかりケアすること!
歯磨きすべてを完璧にする必要はありませんが、ご自身のリスク箇所だけは徹底的に磨くことが重要です。
そんな効率よいケア法を知って、歯を長持ちさせましょう✨。

目次

  1. 1. 歯の表面を磨くより大切なこと
  2. 2. 大人のむし歯は歯と歯の間から
  3. 3. 歯周病予防には歯茎の根本ケア
  4. 4. リスクを知って“部分的”に磨く
  5. 5. 効率よくお口を守るために

内容

1. 歯の表面を磨くより大切なこと

多くの方は「歯が白くなる=きれいに磨けている」というイメージを持ちがちですが、実は歯の表面からむし歯になることはほとんどありません
むし歯リスクの高いポイントは別のところにあるので、表面ばかりを磨いていては不十分なんです。
もちろん表面が汚れていると見た目には気になりますが、それ以上に見落としがちな部分をケアすることが重要なんです。

2. 大人のむし歯は歯と歯の間から

むし歯と聞くと「歯に穴が空いているイメージ」を持たれるかもしれませんが、
大人のむし歯は歯と歯の間から始まることが大半です。
なぜなら、歯と歯の間はブラシが届きにくく、プラーク(歯垢)が溜まりやすいから。
フロスや歯間ブラシを活用して、むし歯リスクが高い部分を重点的に磨くのがおすすめです。

3. 歯周病予防には歯茎の根本ケア

歯周病では、歯の根本の部分(歯茎との境目)が最も大切なポイント。
歯茎の境目にプラークが溜まると、炎症を引き起こして歯茎が腫れたり下がったりしてしまいます。
歯周ポケットの清掃を意識し、歯ブラシの角度を歯茎に対して斜め45度に当てるなど、
テクニックを工夫して磨くことで歯周病を防ぎやすくなります。

4. リスクを知って“部分的”に磨く

「歯磨きは全部の歯を完璧に磨く必要がある」と思っていませんか?
実は、ご自身のリスクが低い箇所は多少磨き残しがあっても、むし歯や歯周病のリスクは高くならないんです。
一方で、リスクの高い部分(歯と歯の間や歯茎の根本など)は徹底的に磨く必要があります。
“すべてを平均的に磨く”のではなく、“必要な場所を徹底的に磨く”ことが効率アップの秘訣です。

5. 効率よくお口を守るために

当院では、「ご自身の口の中のリスク部分を理解し、そこを重点的にケアする」方法を推奨しています。
例えば、フロスの使い方やブラッシングの当て方を個別に指導し、
リスクが高い部分を中心に磨く習慣を身につけていただくんです。
そうすることで、最小限の労力最大限の効果を発揮できるようになります。
「目からウロコ!」と思われる方も多いですよ😊。

まとめ

歯磨きを頑張っているのに、むし歯や歯周病ができるのは「磨くべきところ」がズレているからかもしれません。
歯と歯の間歯茎の境目など、リスクが高いところを重点的にケアすることが重要です。
湘南予防・歯科室では、個々の口腔環境をしっかり診断し、効率良く歯を守るお手伝いをいたします。
「自分の守り方」を知って、健康な歯を一緒に長く保ちましょう✨。

湘南予防・歯科室 院長 坪川 正樹

寒川の歯医者|湘南予防・歯科室

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